自分でやる整体法【kiyocodo (キヨコドー)】のルーツ
2018/12/17
『自分を治すために』がすべての始まり
東京に出てきた頃の私は、38歳。
離婚してから頼るところもない私は
必死で働きすぎていて身体がいつの間にかボロボロでした。
今思うと『自分虐待』していたのです。
あの頃の私は、
自分を大切にしていなかったと思います。
それにプラスして
- 20年以上に及ぶダイエットの弊害
- 引っ越しの疲れや子供の転校手続き等
- 慣れない土地でのストレス
こんなことが知らず知らず重なっていたのです。
こういうのは、身体の骨の歪みからくるんですよね。
長年、整体師をしながら、たくさんの質問を受けます。
昔は、スポーツして鍛えていたんだけど、最近運動不足で…
35歳くらいになると若いころスポーツをやっていた人は特に、筋肉の衰えで、昔の歪みが顕著に出て、腰や膝、肩などに故障が出てきますよ。
と話していたのに、
『自分は大丈夫!』と油断していたのでしょう。
なぜこんなにも次から次に痛むのか?
治すプロがこんなことでいいのか?
自問自答を繰り返します。
まだ、若いのに…
子供もまだ小さいのに…
将来どうなってしまうのか?
頼れるものがいない私は、何とか自分を改善する方法を考えます。
そうなんです。
今思うと、自己メンテナンスが出来ていなかったのです。
思い出すのは、怪我を治す天才の父のこと
3年ほど、あちこちが痛い日々が続きます。
もちろん、前ほどではなくても(予約をセーブして対応)
仕事はしながらですから、治ったり、痛くなったりの繰り返しです。
しかし、
この3年間が私にとっての大切な期間となります。
もともと備わった知恵なのか、
記憶の中の父は、整体師の知識のある私から見ても
足首を持つ手も【理にかなったポイント】を押さえています。
父のこのような武勇伝は数知れず…
痛みと戦う私の脳裏には、父の武勇伝の映像ばかりが流れます。
『そうか、自分で自分を治せというメッセージね!』
そして、これを何の知識もない人にわかるような方法を考えなさいなの?
自分が仕事で使っている
『大久保式整体術を自分に使って考えれば良いんだ。』と、
試行錯誤を繰り返す日々が続きます。
正しいところできちんと動かすと、
関節をつなぐ筋肉を強化して、
アウターマッスルに頼らないしなやかな身体を作ることが出来る。
- ・骨と骨をつなぐ筋肉・インナーマッスルをきちんと使うこと
- ・特別な筋トレでストイックなことをしなくても、
日常の中でゆるりと整えるそれだけで、自然に、その関節周りが強化されることに気付来ました。
その気付きで作られて行くのが自調律メソッド【kiyocodo】なのです。
kiyocodoは、今なお、進化し続けています。